心療歯科・リラックス歯科治療とは?

心療歯科とは

現代において、心の悩みやストレスから、歯や顎を病む人が増えています。逆に、歯並びや口臭を苦にして引きこもりになったり、歯科医が怖くて治療が受けられなかったり、といった人も多いです。そんな中、患者さんの心をケアしながら歯を診察する「口腔心療科」や「心療歯科」に関心が集まっています。

当院では、院長が日本心理学会認定心理士資格取得しており、歯科治療恐怖症の患者さんに対して、催眠療法などの心理治療を併用した歯科治療を行っています。

リラックス治療について

歯科治療恐怖症であっても、必要なときには、歯科治療は受けなければなりません。そこで、岡永歯科では、痛みなどに対する恐怖心のために歯科治療が受けられなくて困っている患者さんに対して、下記のようなリラックス治療を行っています。

「歯の治療が怖い」「痛がりや嘔吐癖があるなどで歯科治療を受けられなくて困っている」そんな患者様には、心療歯科的な治療を併用しています。心理テストを行い、カウンセリングを行なった後、抗不安薬などの鎮静療法を併用しながら歯科治療をしています(当院は入院設備がないので、全身麻酔、静脈内鎮静法は行なっていません)。通常の場合、抗不安薬などの経口投与によって、リラックスした状態で歯科治療を受けることができるようになります。

しかし、患者さんの中には、抗不安薬などに抵抗感がある方もいらっしゃいます。そのような患者さんには、無針電極刺激麻酔を使用しています。この方法だけでは、麻酔効果は不十分で通常の麻酔を併用しますが、鎮静効果が得られます。

できるだけ歯を削らない虫歯治療

近年、科学の飛躍的な進歩により、虫歯治療の概念が根底から変わりました。当院では、カリソルブ(化学・機械的むし歯除去システム)と病巣無菌化組織修復療法という治療を併用した虫歯治療を行っています。

カリソルブは、ジェルタイプの薬剤を虫歯に塗布して化学的に溶解させ、約30秒後に手用器具を用いて除去を行う治療法です。C2の虫歯(ただし、薬剤の塗布が困難な歯と歯の間の虫歯を除く)ならば、カリソルブで麻酔なしで治療が可能です。

病巣無菌化組織修復療法は、疾患の原因となっている細菌や、病巣中やその周囲を汚染して侵入してくる細菌を抗生剤で殺菌(無菌化)し、病巣の組織を自然回復させる療法です。

一昔前は、病巣の組織は回復しないものと考えられ、すべてタービンで削って除去していました。そのため、歯を多く削らなければなりませんでした。歯が痛くなるので麻酔をしなければならないうえ、歯髄(神経)にダメージを与えて炎症を起こしてしまうこともありました。

しかし、虫歯のみを選択的に除去することが可能になり、病巣の組織が自然回復することもわかってきました。その結果、できるだけ歯を削らない虫歯治療も可能になりました。症状によっては適用できない場合もありますので、診察のうえで治療の選択肢をご説明させていただきます。